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2019
9月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2293
ナイス数:299
10月ももう終わろうとしているけれど、9月分の更新。
9月は三連休が2回あったにも関わらず、読書は低調だった。
けれども、読んだ本にはとても興味深い本もあった。
ロルフ・ドベリというドイツ人文筆家による、よりよい人生を送るためのマインドセット集。
最新の学説や著名な投資家の言葉などを引用しつつ、一般的な物の見方とは真逆にも思える考え方を示している。
特にウォーレン・バフェットの言葉は個人的に好きでバフェットの文章や彼に関する著作を読んでいることもあり既知の内容が多かったが、それでも自己啓発書にありがちな「自分が世界を変える」といった大げさな言説よりはよほど地に足がついていて好感を持てた。
Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法の感想
どこかで聞いたことの学説の寄せ集めな印象はある。それでも、よりよい人生を送るためのマインドセット集として久しぶりに私的ベストセレクションに加えたくなった1冊だった。
読了日:09月02日 著者:ロルフ・ドベリ
筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法
読了日:09月02日 著者:Testosterone(テストステロン)
スマホをやめたら生まれ変わった
読了日:09月07日 著者:クリスティーナ・クルック
鳥類学者 無謀にも恐竜を語る (新潮文庫)
読了日:09月10日 著者:川上 和人
眠れる美女 (新潮文庫)の感想
昏々と眠り続ける女(少女といってもいいくらいの年齢)に、男性の機能を失った老人が布団を同じくして寝れるというサービス(ただしお触りNG)。実在したのかは知らないが、こんなのよく思いついたなと。そんなサービスを、実はまだまだやれるぞって老人が利用して悶々する話。川端康成は何作か読んで正直退屈だったけれど、この表題作ははじめてすごいと思った。
読了日:09月16日 著者:川端 康成
遠野物語 (新潮文庫)の感想
タイトルだけは以前から知っていたけれど、新潮文庫の100冊ということではじめて読んだ。以外に時代は浅くて、明治時代のエピソードも出てくる。妖怪の話というイメージとは違って、山に住む山男・山女の伝承なども多く、民俗伝承という印象だった。
読了日:09月23日 著者:柳田 国男
ワインの授業 フランス編の感想
ワインは好きで飲んでいるけれど、何を基準に選んだらいいのかさっぱりわからないということで手にとった本。前にブドウ品種の違いから解説した本は読んだけど、この本はフランスのワイン産地別に説明しているので勉強になる。フランスワインはやはり、原産地呼称制度(AOC)抜きには語れないんですね。これからワインを買うときにはラベルに書かれたAOCの表記を参考にしたい。
読了日:09月28日 著者:杉山 明日香
THE RAKE JAPAN EDITION(ザ・レイクジャパンエディション) 2019年 11 月号 [雑誌]の感想
超速読で読了。注文靴特集ということで、国内外の有名ビスポークブランドや国内の新進気鋭の職人たちを取り上げている。ビスポーク靴(木型をゼロから作る)だからといって最初から完璧な一足が出来上がると思ってはいけないというのは自分も一足ビスポークしてみて実感している(もちろん、全体的には素晴らしい靴を作ってもらったのだけど)。
読了日:09月29日 著者:
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