11 / 29
2020
10月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2581
ナイス数:229
また1ヶ月遅れの更新になってしまった。
10月はふたたび1桁台。最近はすっかりこのペースに落ち着いてしまった。
ここ数年は通勤時間が短くなり、出張にも出なくなって移動時間が減ったことや、炊事・洗濯などを以前よりも丁寧にこなしていて、どうしても読書に充てる時間は減ってしまっている。かといって家事をおろそかにするとストレスがたまるのでおろそかにはできない。結果として今の読書時間・読書ペースに落ち着いているということで、これが今のところ適正なのかもしれないと思うようになった。
10月にいちばん面白かった本はこれ、「わたし、定時で帰ります。」。
ウェブ制作会社に勤務して10年、中堅で仕事もできるのに頑として定時で帰るスタンスを崩さないスタンスの主人公。周囲の深夜残業をも辞さないメンバーとの軋轢、元・婚約者でチームリーダーとの苦い過去、さらにブラック上司とのプロジェクトの成否を巡る丁々発止の駆け引き。TVドラマ化もされただけあって、エンターテインメントとしてもお仕事小説としても素晴らしい。
ちょうど昨年度までの自分の働き方も思い起こされて、ツンとくるものもあった。
とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法 (ウイザードブックシリーズ Vol.260)の感想
米国の投資情報サイト・グルフォーカスの創設者による投資本。バフェットやピーター・リンチといった日本でも有名な投資家から学び、優良企業を適正な価格で買うという投資法に行き着いた。バフェットの文章にたびたび出てくる内在価値や割引キャッシュフロー法(DCF)についてもかなりかみ砕いて説明している。またそれ以外の株価水準を見極めるための指標について詳しく説明しており、定量分析についてはこの1冊を完全に自分のものにすれば事足りそう。問題は定性面、すなわち「事業の質」の見極めで、これはまた別途勉強していく必要がある。
読了日:10月03日 著者:チャーリー・ティエン
続・靴磨きの本
読了日:10月04日 著者:長谷川 裕也
鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 (新潮文庫)の感想
新潮文庫の100冊。前著の恐竜の話よりも、今作の方が鳥類学者としての著者自身のことが面白おかしく綴られていて、楽しめた。ちょいちょい挟まれる漫画やアニメなどのネタにもくすりとくる。しかし著者の文章のおかげでおちゃらけているように思えるが、小笠原諸島での現地調査や噴火後の西ノ島への上陸など、かなりハードなフィールドワークをこなされている。観察者が持ち込む植物の種子などが現地の生態系に混じり込まないよう、細心の注意を払う必要があることは目から鱗だった(言われてみれば当然なのだけど)。
読了日:10月11日 著者:川上 和人
空が青いから白をえらんだのです ―奈良少年刑務所詩集― (新潮文庫)
読了日:10月14日 著者:
許されようとは思いません (新潮文庫)
読了日:10月15日 著者:芦沢 央
1手詰ハンドブックの感想
少し将棋を真面目にやってみようかなと。子供の頃に覚えて基本的な動かし方や何となくの戦術は知っているけど、まずは詰め将棋の基本から。何でこれが不正解?と思った問題も、よく考えると見落としていた逃げ道がある。繰り返し解いて、反射的にわかるくらいにならねば。
読了日:10月19日 著者:浦野 真彦
小公子 (新潮文庫)
読了日:10月25日 著者:バーネット
わたし、定時で帰ります。 (新潮文庫)
読了日:10月28日 著者:朱野 帰子
新・標準プログラマーズライブラリ C言語 ポインタ完全制覇
読了日:10月31日 著者:前橋 和弥
読書メーター