5 / 31

2021

2021年04月の読書まとめ

4月はまずまず

4月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:3667
ナイス数:183

またまた更新が1か月遅れになってしまったが、更新しないのも気持ち悪いので書きます。

4月はそこそこ読めたものの、新規購入も多かったため積読の消化はさほど進まず。

新規購入した中では「くらしのための料理学」を筆頭に料理エッセイやレシピ本が多めだった。

その中で、経済小説「カラ売り屋、日本上陸」は元国際金融マンから小説家に転向した黒木亮による「カラ売り屋」の続編。

前作は海外を主たる舞台にした短編小説集だったと記憶しているが、今回はカラ売りを得意とする投資ファンドが日本で後ろ暗いビジネスを行う企業をターゲットにし、時にはカラダを張った調査も辞さずに目当ての企業の裏まで調べ上げ、調査レポートを発行してターゲットの株価が下がることで儲ける過程を描いている。

日本の経済小説というとTVドラマや映画にもなった「ハゲタカ」シリーズが思い出されるが、こちらはより小規模なだけに、ファンドのメンバーも自分の靴底をすり減らすような地道な調査や限りある資金で踏み上げ寸前のピンチにまで追い込まれるなど泥臭い描写が目立っていた。

2021年4月に読んだ本一覧

好きなものを食っても呑んでも一生太らず健康でいられる寝かせ玄米生活好きなものを食っても呑んでも一生太らず健康でいられる寝かせ玄米生活感想
この本を読んだ後、実際に10日間玄米のみで過ごす「七号食」を試してみた。意外と心配していた体調不良はなく、なんとか乗り切ることができた。玄米のみを食べてみて感じたのは、本にも書かれているとおり余分なものを摂取しないのが大きいのかなと。身体のあちこちの痒みとか腫れがほとんどなくなった気がする。食べすぎたなと感じたら、次の食事は玄米と少しのおかずでリセット、これは続けられそうな食習慣だ。
読了日:04月03日 著者:荻野 芳隆
NHK出版 学びのきほん くらしのための料理学 (教養・文化シリーズ NHK出版学びのきほん)NHK出版 学びのきほん くらしのための料理学 (教養・文化シリーズ NHK出版学びのきほん)感想
土井先生による「くらしのための料理学」と銘打った、生活の中での料理のあり方の考察。西洋(特にフランス)での家庭料理と最先端の料理と、それに対する日本のハレとケ、ケハレの料理の比較。フランス料理は家庭料理の延長上に最先端料理があるが、日本ではそうではないと。また「ハレとケ」はよく目にする言葉だが、「日常のケハレ」という言葉は目新しい。土井先生の造語ではないよね?
読了日:04月07日 著者:土井 善晴
現代文キーワード読解[改訂版]現代文キーワード読解[改訂版]
読了日:04月07日 著者:Z会編集部
一肉一菜スパイス弁当 毎日食べたいおかずと、冷めてもおいしいカレー一肉一菜スパイス弁当 毎日食べたいおかずと、冷めてもおいしいカレー
読了日:04月11日 著者:印度カリー子
慟哭 (創元推理文庫)慟哭 (創元推理文庫)
読了日:04月11日 著者:貫井 徳郎
もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓
読了日:04月13日 著者:稲垣えみ子
カラ売り屋、日本上陸カラ売り屋、日本上陸
読了日:04月17日 著者:黒木 亮
マンマが教えるシチリアのおうちごはんマンマが教えるシチリアのおうちごはん
読了日:04月19日 著者:小湊 照子
サクラ咲く (光文社文庫)サクラ咲く (光文社文庫)
読了日:04月20日 著者:辻村 深月
ユダヤの商法(新装版)ユダヤの商法(新装版)
読了日:04月20日 著者:藤田 田
うおつか流台所リストラ術  ひとりひと月9000円うおつか流台所リストラ術 ひとりひと月9000円
読了日:04月26日 著者:魚柄仁之助
タイムカプセル (講談社文庫)タイムカプセル (講談社文庫)
読了日:04月28日 著者:折原 一
完全版 暗算の達人 世界最高の高速暗算テクニック完全版 暗算の達人 世界最高の高速暗算テクニック
読了日:04月30日 著者:アーサー・ベンジャミン,マイケル・シェルマー

読書メーター

Category

bookmeter

Tags

#reading