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2019

2019年6月の読書まとめ

6月は堅調

6月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:5128
ナイス数:391

6月は久しぶりに2日に1冊超え。

ハゲタカシリーズ

先月から真山仁「グリード」を読んだのがきっかけで、「ハゲタカ」シリーズを久しぶりに一気読みした。

2009年頃だったか、NHKのTVドラマ「ハゲタカ」がヒットして、その影響で原作小説(当時読んだのは「ハゲタカⅡ」までだったと思う)も読んだ。

最近では「半沢直樹」が経済ドラマとして話題になったけれど、20世紀末から2000年代までの日本の金融・経済・企業社会を切り取った物語としては一頭地を抜いていると思う。

主人公の鷲津正彦、NHKドラマ版の大森南朋の印象が強いけれど、原作の地味な風采、元ジャズピアニストという経歴、NHKドラマ版ほど人情味のないダーティーヒーローぶりも良い。

2019年6月に読んだ本一覧

“普通の人"だから勝てる エナフン流株式投資術“普通の人"だから勝てる エナフン流株式投資術
読了日:06月01日 著者:奥山月仁
グリード 下グリード 下
読了日:06月02日 著者:真山 仁
自炊力 料理以前の食生活改善スキル (光文社新書)自炊力 料理以前の食生活改善スキル (光文社新書)
読了日:06月05日 著者:白央篤司
真夜中のパン屋さん 午前5時の朝告鳥 (ポプラ文庫)真夜中のパン屋さん 午前5時の朝告鳥 (ポプラ文庫)感想
連作短編という形式で、これまでの登場人物たちのそれぞれの視点から今の状況とエピソードが語られる。前巻からずいぶん間隔が空いてしまって、この人、誰だっけ?と少し混乱した。作中の時間も5年が経ち、それぞれの状況もずいぶん変化しているが、驚きだったのはあの2人の関係の変化かな。ブランジェリー・クレバヤシは暮林1人で切り盛りするようになっても、孤独を抱えた人たちを焼きたてのパンであたためてくれる店であり続けることを感じさせる終わり方だった。
読了日:06月08日 著者:大沼 紀子
MEN'S EX(メンズイーエックス) 2019年 07 月号 [雑誌]MEN'S EX(メンズイーエックス) 2019年 07 月号 [雑誌]
読了日:06月09日 著者:
新装版 ハゲタカ(上) (講談社文庫)新装版 ハゲタカ(上) (講談社文庫)
読了日:06月11日 著者:真山 仁
地元経済を創りなおす――分析・診断・対策 (岩波新書)地元経済を創りなおす――分析・診断・対策 (岩波新書)
読了日:06月14日 著者:枝廣 淳子
貯められる人は、超シンプル貯められる人は、超シンプル
読了日:06月15日 著者:横山 光昭
新装版 ハゲタカ(下) (講談社文庫)新装版 ハゲタカ(下) (講談社文庫)
読了日:06月16日 著者:真山 仁
世界で闘うためのスーツ戦略 (星海社新書)世界で闘うためのスーツ戦略 (星海社新書)
読了日:06月19日 著者:井本 拓海
新装版 ハゲタカ2(上) (講談社文庫)新装版 ハゲタカ2(上) (講談社文庫)
読了日:06月22日 著者:真山 仁
新装版 ハゲタカ2(下) (講談社文庫)新装版 ハゲタカ2(下) (講談社文庫)
読了日:06月23日 著者:真山 仁
レッドゾーン(上) (講談社文庫)レッドゾーン(上) (講談社文庫)
読了日:06月26日 著者:真山 仁
レッドゾーン(下) (講談社文庫)レッドゾーン(下) (講談社文庫)
読了日:06月28日 著者:真山 仁
カメラはじめます!カメラはじめます!
読了日:06月29日 著者:こいしゆうか
きみの町できみの町で感想
新潮文庫の100冊2019、1冊目。毎年複数入る重松清さんの作品にしてはずいぶん薄いなと感じたけど、初出と経緯を読んで納得。子どもたちの葛藤や後悔の感情の描写は重松節だけど、今作は特に「あの町で」の4編が短いながらもあの日の喪失感を端的に綴っていて切なかった。
読了日:06月29日 著者:重松 清

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