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2019

2019年7月の読書まとめ

7月は新潮文庫の100冊

7月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:2832
ナイス数:248

7月といえば毎年恒例となっている「新潮文庫の100冊」キャンペーンの時期。

新潮文庫の100冊

読書メーター上で「新潮文庫の100冊を読破しよう!」というイベントが毎年開催されていて、自分も欠かさず参加している。

100冊というけれど、実際にはぴったり100冊ではなく、分冊をそれぞれカウントすると110冊前後になることが多い。

参加者の目標はそれぞれで設定してよいが、僕は毎年読破を狙っている。といっても100冊超を毎年すべて読むわけではなく、過去に読んだ作品は既読としてカウントに含めてよいというルールだ。

ノミネート作品は毎年のように入っている定番作品もあれば、その年に刊行されたばかりの新作もある。

一度対象になると数年間は続けてノミネートされる作品も多く、3割程度が入れ替わるようだ。

正直あまり好みではない作品もあるが、逆にいうとこんな機会でもないと手に取らない作品と出会えるのは楽しみとも言える。

今回読んだサリンジャーなどはそういう作家のひとりだ。前に100冊に入っていた「フラニーとズーイ」もそうだったし、今回の「ナイン・ストーリーズ」も好みの作風ではない。難解である。しかし不思議と引きこまれるような力がある。

2019年7月に読んだ本一覧

絶唱 (新潮文庫)絶唱 (新潮文庫)感想
【新潮文庫の100冊2019】南半球の小さな島国・トンガを舞台にした連作短編集。トンガという国は全く馴染みがないが、南の島ならではの大らかさ、大ざっぱさが伝わってくる。それぞれに事情を抱えた登場人物達それぞれの視点の物語だが、他の話で登場した人物も視点が変わると受ける印象も変わる。また、いつもの湊かなえさんとは違い、読後感のよい結末が印象的だった。
読了日:07月01日 著者:湊 かなえ
私でもスパイスカレー作れました!私でもスパイスカレー作れました!感想
もともと、数年前からスパイスカレーは作っていたのだけど、この本を読んでますますスパイスカレーへの敷居が下がった気がする。まずは基本のターメリック、コリアンダー、クミンの3種と塩だけでいいという割り切りがいい(チリペッパーすら必須とは書いていない!)。グレイビー・ベース・具材というスパイスカレーの基本構成もなるほど。好きな野菜を2種のスパイスとニンニク・ショウガで香り付けして炒めるサブジやグレイビーは作り置きしてもよいというのも参考になった。
読了日:07月04日 著者:こいしゆうか,印度カリー子
リンゴの花が咲いたあと 日経プレミアシリーズリンゴの花が咲いたあと 日経プレミアシリーズ
読了日:07月05日 著者:木村 秋則
噂 (新潮文庫)噂 (新潮文庫)感想
【新潮文庫の100冊2019】荻原浩さんの作品は新潮文庫の100冊で毎年のように読んでいるが、オイアウエ漂流記のような作品から本書のようにサスペンスまで作風が幅広いですね。犯人と最後の結末は薄々想像はしていたけど、なんとも後味の悪い結末。
読了日:07月07日 著者:荻原 浩
7月24日通り (新潮文庫)7月24日通り (新潮文庫)
読了日:07月11日 著者:吉田 修一
今日から8割捨てなさい (ShoPro Books)今日から8割捨てなさい (ShoPro Books)
読了日:07月13日 著者:レジーナ・ウォン
シンプルに生きる モノを持たない暮らしシンプルに生きる モノを持たない暮らし
読了日:07月15日 著者:ドミニック・ローホー
普通の人がケチケチしなくても 毎年100万円貯まる59のこと普通の人がケチケチしなくても 毎年100万円貯まる59のこと
読了日:07月21日 著者:佐藤 治彦
ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)
読了日:07月23日 著者:サリンジャー
小説 天気の子 (角川文庫)小説 天気の子 (角川文庫)
読了日:07月25日 著者:新海 誠
ボクたちはみんな大人になれなかった (新潮文庫)ボクたちはみんな大人になれなかった (新潮文庫)
読了日:07月26日 著者:燃え殻

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