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2020

2020年6月の読書まとめ

6月も低調

6月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2251
ナイス数:236

また更新をすっかり忘れていて気がつけばほぼ一か月遅れ。

6月も相変わらず読書ペースは低調だった。

それでも、真山仁「シンドローム」や辻村深月「噛みあわない会話と、ある過去について」など面白い作品も読むことができた。

特に「噛みあわない会話と、ある過去について」は辻村深月のダークサイドな持ち味が存分につまっていて、読んでいていたたまれない気分にさせられる。ちょっと不思議な展開も織り交ぜられていて、秀逸な短編集だった。

2020年6月に読んだ本一覧

シンドローム(上)シンドローム(上)
読了日:06月06日 著者:真山 仁
シンドローム(下)シンドローム(下)
読了日:06月08日 著者:真山 仁
猫を棄てる 父親について語るとき猫を棄てる 父親について語るとき
読了日:06月09日 著者:村上 春樹
死ぬほど読めて忘れない高速読書死ぬほど読めて忘れない高速読書
読了日:06月12日 著者:上岡正明
噛みあわない会話と、ある過去について噛みあわない会話と、ある過去について感想
頁数は短めだけど、どれも切れ味抜群の黒辻村短編集でした。特に「パッとしない子」の展開はある程度予想していたけれど、予想のはるか上の痛烈さ。「島はぼくらと」でも有名人と同郷だとか些細な理由で便乗する人たちのくだりがあったけれど、それを100倍濃くしたような。傷つけられた側と傷つけた側の認識の非対称性、これが「噛みあわない会話」の根源なのだろうな。
読了日:06月13日 著者:辻村 深月
「原始人食」が病気を治す (ヒトの遺伝子に適合した物だけ食べよう)「原始人食」が病気を治す (ヒトの遺伝子に適合した物だけ食べよう)感想
2013年刊行。原始人食、いわゆるパレオダイエットかな?農耕社会が始まる以前の人類の食生活に近い食事をすることで、リーキーガットを防ぎ、自然に痩せていくというもの。加工食品は基本的にNG、乳製品も軒並みNG、しかし果物はOK、炭水化物も白米は1食ご飯半分はOKとのこと。完全無欠ダイエットに比べると緩い手法だけど、これ「原始人食」って呼んでいいのかしらと疑問に感じた。
読了日:06月21日 著者:崎谷博征
シリコンバレー式 自分を変える最強の食事シリコンバレー式 自分を変える最強の食事
読了日:06月22日 著者:デイヴ・アスプリー
螢川螢川
読了日:06月26日 著者:宮本 輝

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