2020年7月の読書まとめ

新潮文庫の100冊

7月の読書メーター
読んだ本の数：10
読んだページ数：2722
ナイス数：163

また1ヶ月遅れの更新です。

今年も新潮文庫夏の100冊キャンペーンに合わせて、読書メーターで新潮文庫の100冊を読もうというイベントが開催され、自分もそれに参加している。

なので、夏から秋にかけてはどうしても新潮文庫に偏ってしまいがち。

ただし7月はダイエット本やレシピ本などを何冊も読んだ。

新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う自粛ムードで外食をする機会が減ったが、自分の場合はそのせいで春先に比べて体重が増えてしまった。それはまずいというのでダイエットを再開した次第。

特に衝撃的だったのは「運動ゼロ空腹ゼロでもみるみる痩せるガチ速"脂"ダイエット」は断糖高脂質食といって、何年か前から日本でも知られつつある糖質制限ダイエットをさらに厳格にしたような食事ダイエット法についての本。

糖質を極力摂らないというのはわかるし、その代わりに脂質を積極的に摂取するというのもこの方法がはじめてというわけではない。

しかしブラックコーヒーに含まれる糖質量まで「紅茶の7倍多いので避けるべき」と述べ、不足しがちなビタミンやミネラルはサプリメントで摂取する、野菜も大量に食べる必要なし等と、かなりとがった意見が書かれている。

本自体は読書に慣れていない人でもすぐに読めるほどさらっとしか書かれていないが、著者のTwitterやブログには様々な論文を引用して断糖高脂質食に関する注意点や気づきが書かれている。

糖質制限やケトン食に類するダイエット法については賛否両論あって、何が正解なのかしょうじき混乱する。

ただ、この著者の代謝に関する機序を理解せよという意見については一定の信ぴょう性がある（少なくとも、カロリーを減らして運動すれば痩せるなどという古典的なダイエット論よりは）ので、しばらくウォッチするとともに実践してみたい。

とはいえ、ついついラーメンとか甘いものを食べたくなってしまうんだけどね･･･。