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2022

2021年12月の読書まとめ

明けましておめでとうございます

12月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2532
ナイス数:560

2022年、明けましておめでとうございます。今年も細々と更新していきます。

12月に読めた本は6冊と、冊数としては捗らなかった。

読みやすい小説の積読本がほとんどなくなって、分厚い専門書が残っているのが主な理由。

とはいえ、「企業価値評価 第6版」をはじめとして読み応えがあり、面白い読書が多かった。

サイコロジー・オブ・マネー

先月読んだ本の中で特に印象深かったのは「サイコロジー・オブ・マネー」。

冒頭で800万ドルもの資産を残して亡くなったアメリカの清掃員のエピソードが紹介されており、知能指数と経済的成功とが必ずしも比例しないこと、お金と賢くつき合っていくためには人間心理について学ぶことの大切さを20章の各々は短いテーマに分けて説いている。

第8章「高級車に乗る人のパラドックス」や第9章「本当の富は見えない」、第15章「この世に無料のものはない」などは自分の身を振り返ってみて、かなり痛いところを突かれた気がした。

手元に置いて、折に触れて読み返したい1冊だ。

2021年12月に読んだ本一覧

企業価値評価 第6版[上]―――バリュエーションの理論と実践企業価値評価 第6版[上]―――バリュエーションの理論と実践感想
ようやく上巻を読了。過去の版も読んだけれど、うっすら残る記憶と比べても内容はさらにブラッシュアップされている。2007〜2008年の金融危機などを経ても、企業の価値創造および企業価値評価の原理原則は変わらない。資本コストの推定あたりはやはり難解だな。本書は経営寄りの視点で書かれているが、自分としては投資候補企業を分析して株式の価値を評価できるようになりたい。
読了日:12月09日 著者:マッキンゼー・アンド・カンパニー,ティム・コラー,マーク・フーカート,デイビッド・ウェッセルズ
三匹のおっさん ふたたび (講談社文庫)三匹のおっさん ふたたび (講談社文庫)
読了日:12月14日 著者:有川 浩
哲学用語図鑑哲学用語図鑑
読了日:12月19日 著者:田中正人
サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセットサイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット
読了日:12月22日 著者:モーガン・ハウセル
バフェットからの手紙 第5版 (ウィザードブックシリーズ Vol. 307)バフェットからの手紙 第5版 (ウィザードブックシリーズ Vol. 307)感想
バフェットが株主に宛てて毎年書いている書簡を編纂したロングセラー「バフェットからの手紙」の最新版。2018年版の手紙までが反映されている。旧版も第1版から翻訳版は全部読んでいるが、章立てが変更されたり、「バークシャーの歴史」という章が新たに追加されたり、「グレアム・ドッド村のスーパー投資家達」の項が削られていたりと変化を感じる。どの章もバフェット一流のウィットに富んだ含蓄が味わえるが、個人投資家としては特に第4章「普通株」と第6章「評価」は必読だと思う。
読了日:12月28日 著者:ローレンス・A・カニンガム
コンビニ兄弟2 (新潮文庫)コンビニ兄弟2 (新潮文庫)
読了日:12月29日 著者:町田 そのこ

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