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2023
12月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1685
ナイス数:197
もう1月も末ですが、明けましておめでとうございます。
昨年はブログを更新するモチベーションがだだ下がりして、毎月の読書まとめすらさぼってしまいました。
今年はもう少しまめに更新したいな。できれば読書まとめ以外の中身のある記事も書きたい…。
さて、読書の方ですが、12月は5冊止まり。
あまり冊数は読めませんでしたが、よいこともありました。
記事を更新しなかった11月には、長年の懸案事項だった積読本ゼロをとうとう達成したのです。
30代前半に狂ったように本を買いまくって、最も多かった時期には700冊を超える積読本が文字通り積み重なっていました。
このままではまずいと、本の新規購入を抑えめにして(ゼロではない)、少しずつ積読本を減らしていく方向にシフトしたのが30代後半。
埒が明かないので、「超速読」と称して(ただの斜め読み)無理やりに数百冊の積読を減らした時期もありました。
そしてついに、最後の積読本を読み終えたのが11月。長かった…。
読書は趣味と言うよりも生活の一部になっているので、読む本がないというのには耐えられないけれど、「読まなきゃいけない」本が大量に本棚を占めている状況というのもストレスが溜まるものです。
これからも読書は続けていきますが、もう二度と積読本の山に囲まれる状態には戻りたくないですね。
気になった本をその都度買ったり借りたりして気楽に読んでいきたいと思います。
12月には料理研究家のウー・ウェンさんの本を2冊読みました。
最近まで存じ上げませんでしたが、日本在住の中国人で、中国の家庭料理を日本人にも取り組みやすい形でアレンジしたレシピを紹介している方のようです。
僕が読んだ「10品を繰り返し作りましょう」は10種類の家庭料理の「型」を紹介し、それを繰り返し作りましょうという本。
レシピは巻末にまとめて載っていますが、本文では地の文でそれぞれの料理の作り方や勘どころを説明していて、単なるレシピ本ではないところがよいです。
料理本はいろいろ読んできましたが、単なるレシピだとどうも頭に入ってきづらい性質なので、こういうつくりの本はありがたい。類例としては有元葉子さんの「レシピを見ないで作れるようになりましょう。」がありますね。
自分もさっそく何品か実際に作ってみましたが、材料も調味料の数も少なく、ほんとうにシンプルで実践的な家庭料理という印象でした。それでいて、肉野菜炒めが今まで自己流でやっていたのより格段に美味しくできるようになったので驚きました。
「本当に大事なことはほんの少し~料理も人生も、すべてシンプルに考える生活術」はウー・ウェンさんが自分の生活で心がけていること、大切にしていることをつづったエッセイ本。
毎朝温かい白湯を飲む、冷たいものをとらない、塩と油さええればどんな野菜も和え物になる、ふきんの使い方、洗い物はまず鍋から洗う、など本当に彼女が長年実践してきたのだろうという生活の知恵が詰まっています。久しぶりに手元に置いておきたいエッセイに出会いました。
超ミニマル主義
読了日:12月07日 著者:四角 大輔
10品を繰り返し作りましょう~わたしの大事な料理の話
読了日:12月12日 著者:ウー・ウェン
カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)
読了日:12月20日 著者:ドストエフスキー
月桃夜 (新潮文庫 と 28-1)
読了日:12月24日 著者:遠田 潤子
本当に大事なことはほんの少し~料理も人生も、すべてシンプルに考える生活術
読了日:12月28日 著者:ウー・ウェン
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